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みなさんの水道水の硬度はどうですか?
高いですか? 低いですか?
一般的に熱帯魚や水草を飼育する場合に、その熱帯魚が生息している現地に近い水質がいいと言われています。
種類によっても違うとは思いますが、よく言われるのが硬度が低く、弱酸性がよいらしいです。
しかし、うちの家の水道水は硬度が高めで、アルカリ性寄りと、熱帯魚飼育・水草水槽には向かない水質となっています。
住んでる地域によって、水質は違うらしいのですが、自分が住んでる九州は火山が多いこともあり、土壌のミネラルが多く、硬度が高くなってしまう傾向にあります。
水道水の硬度を変えるにはいくつか方法があります。
①水道に直結して使う浄水器を使う
ADAのNAフィルターにカチオンフィルターを取り付けて、水道の水を軟水化する方法が有名だと思います。ただ、この方法だとそこそこコストがかかり、また、水道に器具を直結する手間もかかります。ただ、カルキ抜き等も不要になり、水槽に蛇口から水をそのままそそげる利点もあります。
②水質調整材、吸着濾過材を使う。
水槽にただ入れるタイプの調整剤もありますが、あまり効果は薄いと思われます。
それよりも外部フィルター等にいれて、ミネラルを吸着し硬度を下げるものがオススメです。
ただ、吸着の効果に期限があるため、都度交換が必要です。
③ソイルを増やし、石を減らす。
水槽の中の素材によっても硬度は変化します。
一般的に石を使うと硬度が高くなってしまうため、石を減らしてソイルを増やすことで、硬度をある程度低くたもつことができます。
今回は、②の吸着ろ過材を使用してみました。
外部フィルターに入れるタイプのリバースグレインソフトとリバースグレインソフト6.8を使用してみます。
<リバースグレインソフトの特長>
魚や水草の色が鮮やかに健康的にさせるろ過材です。
水草に付くコケや堅いコケが付きにくくなります。
飼育水を着色することなく、過剰な総硬度成分(カルシウムイオン・マグネシウムイオン)をGH1前後まで取り除き軟水化します。
pHを弱酸性(pH6.8前後)、GH・KHを1前後に調節します。
アンモニアを特に強力に吸着し離さないので、ろ過が不安定なセット初期に最適です。
イオン吸着除去は約2-3か月、生物ろ過材としては約2年の使用が可能です。定期的な交換をおすすめします。
6.8のほうは、真空パックのような密閉されたビニールの中に入ってて、ウェットな状態です。開封した後は洗わず、すぐに水に入れたほうが良いようです。
長く使っていると袋が破けて、中の吸着剤がもれてしまうことがあるのが、たまに傷です
通常のタイプは小さな白い粒が入った、ろ過材になります。
少し粉っぽいので、軽く水洗いしてください。
こちらのネット状の袋もあまり丈夫ではなく、持ちは良くないです。
こちら両方をセットで使用するとより効果が得られます。
実際入れる前に、念のため水質を測ってみました。
あれ?硬度が、、、高くないぞ!?
以前いれた、グレインソフトが効いてるのか?底面フィルター用に大量に入れているブルカミアソイルが効いているのか、硬度があまり高くなっていません。
その代わり、硝酸塩や亜硝酸塩の値が高い!?
あれ、これ、、、問題じゃね?
こっちのほうがよっぽど問題じゃね?
もしかして、ろ過がうまくいってない?
けど、うーーん、熱帯魚は元気だし、問題も無いしなぁ・・・。
俺が気づいてないだけなのか…?
とりあえず、用意したので、外部フィルターのお掃除をしつつ、新しいグレインソフト入れました。
1週間ぐらいして、水質を測っても、あれ、まだ硝酸塩高い…。
硬度の問題はいつの間にか解決したけど、
うーーん、別の問題が出てきたぞ。
とりあえず、水換えの量を、これから増やすようにします。(^_^;)