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海水魚を飼育してみて、初めて分かったのが、淡水魚に比べると攻撃的な魚が多いということです。海の広い空間と比べて、限られた水槽の中なので、攻撃的な魚がいると、逃げる場所がなくて、すぐに致命的な状態になってしまいます。
うちの水槽には、ハナビラクマノミというお魚がいます。
シライトイソギンチャクと共生してくれて、とてもいい感じだったんですが、いつの間にか、他の魚をしつこく攻撃するようになってきました。
特に同じ種類のカクレクマノミには強くあたり、一緒に住んでるカクレクマノミが水槽の隅っこのほうに追いやられて、全然出てこなくなりました。
このままではやばい!と思い、隔離しようと思ったのですが、うちには隔離用の海水水槽がありません。そこで、今回緊急で隔離水槽用として、マリンボトルを作ってみました。
海水魚初心者がマリンボトルアクアリウムで、しかも容量の少なめのに挑戦するのは、若干無謀だとも思ったんですが、このままではカクレクマノミが死んでしまうとのことで、急遽制作しました。
今回使用した機材
・GEX グラスアクアリウム キャンドル型
・GEX グラスベース メープル200 ライトスタンド付小型水槽台
・GEX Picoroka 小型水槽専用ろ過フィルター
・GEX Pittera 小型照明
・コーラスサンド3L 天然サンゴ使用
マリンボトル作成方法
①全ての器具、サンゴ砂を水洗い
②ピコロカを組み立てて、水槽内に底面フィルター設置
③サンゴ砂を入れる。飾りにサンゴ岩もレイアウト
④人工海水を注水。エアフィルター設置。
今回工夫した点は、
・人工海水はすでにある水槽のものを使用
・エアストーンは邪魔にならないよう、サンゴ砂の中に埋める
・エアーは分岐を使って、エアー量が調節できるようにする
実際、このマリンボトルを作ってみた後の経過ですが
①入れた当初は魚の調子がイマイチ
②換水すると、ハナビラクマノミも元気に
③キャメルシュリンプがサンゴを食べ出したので、一緒に隔離
④クマノミがシュリンプを攻撃して、シュリンプ死亡
⑤底面のお掃除用にヤドカリを追加
⑥突然ハナビラクマノミ死亡→終了
暖かいちょうどいい時期だったので、今回はヒーターは入れてませんでした。
やはり、マリンボトル、容量の少ないのだと難しいんでしょうか?
また、突然狭い環境になったのが、魚にとってストレスだったのかもしれません。
ちょっと難易度の高い、マリンボトルアクアリウムの失敗経験となりました。
アクアリウムはこうやって、今まで失敗だらけでやってきました。
けど、ひとつひとつ失敗して成長してきました。
失敗するとやめたくなることもありますが、
魚に癒やされてるので、まだまだ続けられます。
死なせてしまったお魚さんたちには悪いですが、
今回のことはいい勉強になりました。反省。