海水魚

サンゴ水槽に適正なライトとは?

このブログ記事のYouTube動画はこちら

 

海水魚水槽でサンゴをいくつか飼育しているのですが、いまひとつうまくいってない気がします。元気な物もいるのですが、少しずつ弱ってく物のほうが多いような。

 

その原因にライトがあるような気がして、少し調べてみました。

 

そもそも、サンゴ水槽に適したライトって何なのでしょうか?

 

どのサイトでもよくこう書かれてます。

「サンゴ水槽に適したライトは、水草と同じように光合成を行うサンゴに必要な光の波長を持つ「フルスペクトル」タイプのLEDライトです。」

そもそも、「フルスペクトル」とは何ぞや?

 

サンゴが光合成を行うには、色んな色の波長が必要になるようです。

一般的なLEDライトは青い色のものは青のみ、白なら白とその色のみの波長しか出すことができないとのこと。

フルスペクトルタイプのLED照明なら、太陽の光に含まれている全ての波長を途切れることなくサンゴに与えることができるらしいです。

しかし、各メーカーはフルスペクトルは公表しないことが多いとのことです。

 

また、サンゴは種類や生息する海の深さによって、必要な光が異なるようです。

 

たとえば、浅場に生息するサンゴは強い光を必要としますが、海が深くなるにつれて青い光しか届かないため、深場に生息するサンゴは青色の光を必要とします。

 

サンゴ水槽の照明時間は、一般の水草と同様、8時間から10時間が目安です。

好日性サンゴの場合は10時間でも問題はないようです。

 

また、こうも書いてました。

「サンゴは紫外線(UV)や青色の光を受けると緑色蛍光タンパク質が緑色の光を発します。この発光色が褐虫藻を集めやすい色合いなので、UVと青色の光はサンゴにとって必要です」

うーーん、照明も奥が深いですね。

調べれば調べるほど、訳が分からなくなってきました。

 

自分が現在使用しているのが、これです。

アクロ TRIANGLE LED MARINE 450

色温度20000K 全光束1555 lm

 

水草水槽でよく使われる、通称「オニギリ」と言われる三角型のライトです。

上から吊り下げて使ってます。

隣の水草水槽で使ってるので、デザインを合わせてそれの海水水槽用のを購入しました。

 

よく調べると、「海水魚のみの水槽での使用率が高いようですが、ソフトコーラルも飼育できます」とこのライトの説明にはありました。

 

あまり、サンゴ飼育には向いてないのでしょうか?

 

そこで、行きつけの熱帯魚店の店長に相談してみました。

 

そしたら、ライトを追加してみたら?と言われました。

確かに、ライトを新しいのに買い替えるとなると、結構なお値段になるし、ライトの追加はそこまでコストもかからず、いい方法かもしれません。

 

早速、熱帯魚店ですすめられた、こちらを購入しました。

GEX クリアLED POWER SLIM 450

色温度11000K 全光束750 lm

 

水槽の照明のケルビン数は、7000ケルビン以上のものがおすすめらしいです。

7000ケルビンを超えると、青みがかった白っぽい光になり、水槽の透明度が向上します。

そう考えると、ちょっと白っぽくなり過ぎた気がします。

明るさは自分が使用している45cm水槽なら1000 lm(ルーメン)あれば良いようです。

 

ちょっと高さがあるので、2つ合わせて、明るさ的には丁度いいか、少し強いぐらいかもしれません。

ライトを追加して、2週間ほどたちました。

あと、点灯時間も7時間ぐらいだったのを8時間に増やしました

茶ゴケが増えるかなと思ったのですが、今度は緑色のフワフワとした苔が増えて、底のサンゴ砂も少しずつ緑色がかってきてます。

 

これはなにか対策せねば。

サンゴは育てたいし、けど、苔は増やしたくないし。

 

あちらを立てれば、こちらが立たず。

苔取り生体の導入を検討してみます。

 

肝心のサンゴの様子はというと、

うーーーん、いまいち変わらず・・・(^_^;)