Band-Maid

Band-Maid Newアルバム「Epic Narratives」 個人的全曲感想

 

 

 

聞きましたか?Newアルバム?

すごかったですね、もうすごかった!

語彙力が全くないですけど、「すごかった!」しか言葉が出ないんです。

途中、曲が素晴らしすぎて、涙出そうになりましたもん。
ミンチョ、やっぱり天才!
彩チャンの歌詞も小鳩の歌詞も、みんなのアレンジも素晴らしい。

まさに、女性版のThe Beatles。
天才たちが集まった集団ですね。

 

Band-Maid待望の、約3年半ぶりのアルバムが発売されました。
アルバム名は「Epic Naratives」、日本語で「壮大な物語」

コロナ禍をはさんだ、この3年間、メンバーがコツコツと合間合間に曲作りを続けて、それを集めた集大成のアルバムになります。

去年で10周年を迎え、これからの10年を旅立とうとするにふさわしいアルバムになってます。

 

彩チャン自ら、「過去イチを塗り替えている自信がある」と言うほどの出来です。

イメージとしては、Band-Maidが10年間で成長して、さらに発展するための布石として作られた、まさに今後の出発点になるようなアルバムです。

このアルバムが出た段階で、知っててよかったBand-Maid。
何度聞き直しても、新たな発見が見つかる、良曲ばかりで、飽きがきません。

全てが名曲のこの「Epic Naratives」、発売記念に、個人的な曲感想を思いのまま書いていきたいと思います。

 

 

Epic Narratives

1 Magie
2 Shambles
3 Protect You
4 SHOW THEM
5 Forbidden tale
6 Bestie
7 Brightest star
8 Letters to you
9 The one
10 Memorable
11 Go easy
12 Toi et moi
13 TAMAYA!
14 Get to the top

 

 

 

 

1 Magie

横アリで聞いたのが最初で、次に聞いたのが、ホールツアーのフェニーチェ堺です。最初は聞いてて、よく分からなかったのですが、2回目に聞いた時に、本当にピョンピョン飛び跳ねてましたね。

ノリノリで楽しい曲。
お給仕で聞くと本当に楽しめます。

Band-Maidらしいと言えばらしいんですが、日本的な、リズミカルなロックだけど、きちんとハードロックのアレンジが効いてて、彩ちゃんの小気味いいヴォーカルと素敵な歌詞もあいまって、1曲目に持ってくるには、もってこいの、景気付けの曲となってます。

本当に全体の楽器アレンジが聞き応えが十分で、しかもうるさすぎない、ちょうどいいバランスの名曲になってます。大好きです。

個人的には、曲間やイントロに使われているミンチョのギターリフがメロディアックで本当に素晴らしい。

あと、合いの手みたいな、コーラスアレンジが面白いですよね。

この曲、本当に大好きです。お給仕で毎回聞きたい名曲!

 

 

2 Shambles

1曲目で体がいきなり温まったあとに、このShamblesでトップギアにあげてくれます。

この曲は、もうアカネさんの高速ドラムを堪能する曲だなと、個人的には思ってます。

あとは、彩チャンの力強いヴォーカルが効いてて本当に気持ちがいい。

この曲の主役はアカネさんのドラムなんですが、裏の主役はMISAさんのベースです。この曲ではアタック感が強めのベースで、存在感が強くて、この曲の力強さになってて、聞き惚れます。

最後に彩チャンの漏れる吐息が、たまらない…。

 

 

3 Protect You

2曲目でトップギアに持って行ったままの、この「Protect You」で、感情はトップギアのままですよ。

言わずもがなの名曲です。
この曲はやっぱりキャッチーな「ウーララララララ」に尽きます。

最初にこの印象的なフレーズで始まって、最後はこのヴォーカルだけで終わるという、素晴らしい展開!

あと、この曲は間奏のミンチョのギターソロが素晴らしすぎません?

泣けるというか、心に訴えてくる、ギターじゃないと伝わらないフレーズを、ミンチョが歌うように奏でてくれます。
この曲のギターソロは絶品です。

 

4 SHOW THEM

1曲目から全開で、ここまでフルスロットルできましたが、少しテンポが落ちて、聴かせる感じになってきます。

この曲はThe Warningとの共作ですが、Band-Maidらしさゴリゴリというより、共作らしく、お互いのバンドのいいとこを絶妙にからめた作品かなと思います。

特に、ドSミンチョが、二人を高いキーで歌わせて、気持ちのいいメロディーを奏でるあたりが、聞き応えばつぐんです。

高いキーだと、二人の声質も似てて、本当にマッチしててビックリしました。

個人的には、最後に身を潜めていたミンチョが、暴れるようなギターを披露し、それに続けて、MISAさんのシンプルなベースで終わる終わり方が秀逸ですよね。

 

5 Forbidden tale

ここで、来ましたアルバムの新曲です。
このアルバムのテーマやこれからのBand-Maidを象徴しているような曲ではないでしょうか?

もうね、この曲は本当にビックリ。
何がすごいって、楽曲の振り幅、アレンジ、展開、歌詞、様々なバリエーションが1曲におさまってて、それが、やっぱり最終的にBand-Maidアレンジになって、素晴らしい曲になってるんです。

ゆったりとした展開で始まったと思ったら、激しくなったり、コミカルになったりと、曲中でのストーリー展開が多くて、本当に曲が1つの物語になっているような、圧倒的に完成度の高い曲です。

これからのBand-Maidの楽しさ面白さ、まだまだこんな引き出しあるんだぞというのを、まざまざと見せつけてくれたような、ワクワクする曲です。

これは、本当にすごい曲!鳥肌ものです。

 

6 Bestie

5曲目で壮大なストーリーを見せてもらった後は、今度は落ち着いた「Bestie」です。

先ほどの曲で、アルバムの壮大な意志を見せつけてもらった後は、今度はそのストーリを一緒に旅していく「仲間」のことを歌っています。

この曲はアメリカンロックを彷彿とさせる、落ち着いたスタンダードロックというイメージ。聞いてて、なんだかしっくりくるんですよね。

個人的なお気に入りは、彩チャンの透き通ったロングトーンと、やっぱり、サビでのMISAさんのベースです。サビのベースの動き方が、シンプルなんですけど、非常にメロディアックで、聞いててたまりません。

あとは、やっぱりアカネさんのタム回しは、気持ちいいですよね。

 

7 Brightest star

ここで、待ちに待った小鳩のソロ曲です。
お給仕で2回ほど聞いたのですが、その時に歌詞が気になってたんですよね。

今回、アルバムで歌詞見ながら聞いてみて、やっぱり名曲でした。

アルバムとしての主張から、今度は(小鳩)個人の意思、みたいなのが強く訴えかけてくる、気持ちのこもった小鳩の名曲になってます。

この曲はテンポが早くて、ベース、ドラム、ギター、それぞれの演奏やアレンジが素晴らしくて、しかも一体感が半端なくて、聞き応えも抜群です。

よく、こんな演奏できるなあと、あらためて、圧倒されてしまいます。

小鳩曲あると、やっぱりアクセントになって、嬉しいですね。

 

8 Letters to you

この曲はもう王道のJ-Rockという感じですね。

事務所の先輩、GLAYの名曲の数々を思わせるような、素晴らしいメロディーで、Aメロ、Bメロ、サビとした、典型的なきっちりとした構成になってます。

こちらは彩チャンの作詞です。
今度はこの街の中で生きていく、一人の主人公の、少し悲しくもあり、力強さもある、抒情的な歌詞になっています。

聞いてて、安心感があるというか、気持ちのいいというか、本当にこんな素敵なメロディーを作ってくるミンチョの天才さ加減には、圧倒されます。

メロディーに聞き惚れる名曲です。
個人的にはBメロの展開が、The Bメロ!って感じで気持ちいいです。

 

9 The one

また、来ましたよ、ここで名曲!

この曲は本当に、鳥肌たって、泣けてきました

先ほどの彩チャンの曲の歌詞的には、似たテイストだけど、小鳩らしい素晴らしい歌詞になってます。

特にサビが、サビのメロディーと歌詞が、本当に見事で、胸に、心の奥底にぐっと訴えかけてくる名曲です。

これ、絶対にお給仕の最後に歌われたら、号泣のやつですね。

あと、ピアノで始まったり、アコギ使われてたり、とても暖かみが感じられるアレンジで、なんといっても、コーラスが本当に綺麗で、心が癒されるようです。

 

10 Memorable

先ほどの曲でひと泣きした後は、この「Memorable」でちょっと落ち着きましょう。

アメリカツアー中に作られたこの曲。
MVの印象が強くて、聞いてると、乾いたアメリカの大地が思い起こされます。

こちらは聞いてて、ほっこりする名曲ですよね。
小鳩のコーラスが相変わらず、素晴らしいです。

ミンチョのソロはここでもお見事。往年の演歌歌手のように、ギターで歌って、訴えかけてくるものがあります。ギターの音色の表情がすごいんです。

あとは、音数が少ないところでは、彩チャンのヴォーカルを堪能できます。小さな息遣いまでも細かにコントロールしている、素晴らしい歌声です。

 

11 Go easy

次は小鳩らしい、強く生きようとする女性を描いた歌詞になってます。

この曲はBand-Maidらしい、らしさあふれるアレンジだなあと思って、気持ちよく聞けます。

冒頭の「アーアーアー」が聞いてて気持ちいいのと、この曲は随所で、アカネさんの高速タムのリフが入って、それが曲の疾走感を生んでて、聞いてて気持ちがいいんですよね。

 

12 Toi et moi

この曲、面白くないですか?
Aメロの、ドラム&ベースでズンズン聴かせるアレンジが、本当に気持ちよくて、曲としてバリエーションの深さを感じさせてくれます。

なんだか、乗りやすくて気持ちのいい曲です。
歌詞は、小鳩らしい、潔い強い女性が歌われてます。

本当にこの曲はアカネさんのドラムが気持ちいいい。
そして、サビで、小鳩のハイトーンのロングボイスが気持ちいいい。
ノリにノレる1曲です。

 

13 TAMAYA!

こちらも彩チャン作詞です。

彩チャンの作詞、言葉の使い方が面白いんですよね。
ちょっと、BAND-MAIKOを彷彿とさせるような、日本語の使い方です。

これ絶対、お給仕でやったら、さびの「とおりゃんせ おどりゃんせ」のところで、ブチ上がるやつですね。
盛り上げ方を知ってる、彩チャンらしさがでてます。

個人的には2番Aメロかな、小鳩が裏で「夏空に〜」で入るコーラスが、とてもキレイでお気に入りです。

 

14 Get to the top

「TAMAYA!」で花火を打ち上げといて、ラストはインスト曲です。

このアルバムを圧倒的な演奏力でバシッと締めくくるのが、なんだか気持ちいいんですよね。

まだまだ、Band-Maidはこれから続いていくよ、みんなついてこいよ、という意志みたいなのを、アルバムから感じさせてくれます。

あと、インスト曲の楽しみはMISAさんのベースソロですよね。
毎回、しびれます。

「From now on」ほどのインパクトはありませんが、聞けば聞くほど、染み込んでくる、インスト名曲です。

 

 

 

以上、Newアルバム聞いて、興奮冷めやらない中、超個人的な曲感想でした。語彙が少なく、単純な感想で申し訳ございません。m(_ _)m

ちょうど、事務所独立の話も出て、これからの、また新たなBand-Maidの活躍を、想像させてくれる素晴らしいアルバムになったのではないかなと思います。

これからも、Band-Maidに、一生ついていきます。

そんな覚悟の1枚でした。

必ず買いましょう!