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金魚を飼い始めると、色んな金魚に目移りしてしまいます。
最初は小赤だけだったのが、出目金もいいなとか、らんちゅうも捨てがたいだとか、ピンポンパールは丸くてカワイイなとか。
そうやって、いつの間にか金魚の数や種類が増えていきます。
しかし、ここで問題になってくるのが、金魚どうしの混泳の問題です。
細長い体型で原種のフナに近い体型の長物金魚と、品種改良された丸い体型の丸物金魚、それぞれ分けて飼育したほうがいいと、どこでも書かれてます。
厳密に言うと、品種ごとに分けて飼うことをすすめてる場合もあります。
長物金魚のほうが泳ぎが得意なため、混泳してると
・餌が先にとられてしまう
・追いかけ回したりされてしまう
・長物金魚のほうが水流に強い
こういったことがあげられます。
しかし、金魚水槽をふやしていくと、それだけ管理が大変だし、掃除の手間も大変。
そこで、今回思い切って、長物金魚と丸物金魚の水槽、それぞれ40cmぐらいのを、60cmの水槽に一緒にしてみました。
あわせて、今まで、底面フィルターとスポンジフィルターのダブルろ過だったのを、上部フィルターのみに変更してみました。
使用した機材はこちら
・GEX マリーナ 60cmLOWガラス水槽 W60×D30×H26cm
・コトブキ工芸 スーパーターボ トリプルボック600 7W
機材変更の感想としては、
・上部フィルターの水の音が意外とうるさい
・底面フィルターのポンプがなくなりスッキリ、音も静かに
・上部フィルターのろ過能力が高く、管理が楽
今回全ての金魚を混泳するにあたって、とった対策が3つ
・生体の数を少なくする
やはり水槽サイズの割に金魚が多くなるので、やむなく3匹ほど小赤をジモティーで人に譲ることにしました。それでも少し過密ではありますけど…(^_^;)
・餌はフレーク状の物を与える
粒状の餌の場合、どうしても餌取りが上手い個体ばかりが食べてしまうので、フレーク状の餌にしてます。これだと、餌がくずれて舞うため、小さなピンポンパールも、餌を食いっぱぐれなくてすみます。
・底砂の砂利は浅めに
金魚は底の砂をパクパクして、餌を探したりする習性があるので、バクテリアがつくことも含めて、砂利をしいています。ただ、厚くしくと、餌が底にしずんで、汚れの原因になるので、今回は浅めにしいてます。
混泳してみた結果はどうかというと、今のところ、追いかけたりもなく、仲良くやってくれてます。
また、水槽ラックの関係で上部フィルターはあきらめてたのですが、今回は高さの低い水槽にして、初めて上部フィルターを入れられたので満足です。
上部フィルターはメンテも楽で、効果が高いのでいいですね。
一般的にどこのサイトを見てもおすすめされてない、違うタイプの金魚の混泳。確かに常識的には、あまりうまくいかないことが多いのでしょうが、ただやってみないと分からない、ということがあるのだなとは思いました。
アクアリウムの常識に従うのが失敗しないコツですけど、たまには外れて、実験してみるのも悪くないもんですね。
たまには、自分のやりたいようにやってみましょう。
失敗したら、また考えればいいんだから。