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金魚を飼育してると、どんどん色んな金魚を増やしたくなる病気にかかってしまいます。しかし、金魚はそれなりに水を汚すため、なかなかおいそれと数を増やすわけにはいきません。
そこで、他の魚を何か混泳させられないかな?とついつい考えだしてしまいます。金魚だけで飽き足らず、水槽の中にバリエーションが欲しくなってしまうんです。
人間は欲深い生き物です…。(^_^;)
そこで、自分が経験した中で金魚と混泳に向いてる魚、向かない魚を紹介していこうと思います。
そもそも、金魚と混泳する条件として、金魚は水槽の中を縦横無尽に泳いでるため、金魚と泳ぐ場所が違うお魚は混泳しやすいです。いわゆる、低層部に生息しているお魚さん達です。
あと、同じ水槽内を泳ぎ回る魚の場合、金魚と体格や泳ぐ速さが同じ生体のほうが、混泳に向いています。あとは攻撃的ではないお魚ですね。
以上の条件を満たした、自分のおすすめ混泳生体がこちらです。
①ドジョウ類
②石巻貝
③ヤマトヌマエビ
④青コリドラス
⑤タナゴ
⑥ハゼ類
番外:ゼブラダニオ
NG:メダカ
①ドジョウ類
ヒドジョウ、マドジョウ、スジシマドジョウ等
ドジョウは低層部に生息してるので、金魚とバッティングしませんし、性格も穏やかです。金魚が食べ残して、落ちてきた餌を食べてくれます。
ただ、たまに金魚の食べ残しだけだと、餌が不足し、栄養不足が続くと、背中が曲がる症状が起こったりするので、要注意です。
ドジョウを飼うなら砂利を入れたほうがいいですが、砂利が細かいとドジョウはその中に潜って、あまり姿は見えなくなります。
金魚用の粒が大きめの砂利なら大丈夫です。
②石巻貝
コケ取り生体として有名な石巻貝。
注意点としては、石巻貝は水槽から脱走しやすい点と、自分で起き上がれない点です。たまに、ガラス面から落っこちて、ひっくり返って、そのまま起き上がれずに、死んでしまうことがあります。
ひっくり返ってたら、すかさず起こしてあげましょう。
③ヤマトヌマエビ
苔や餌のかすをお掃除してくれる、優秀なエビさんです。
たまに、金魚の糞を食べたりすることもあります。
ただ、金魚を怖がって隠れることが多いので、ある程度の隠れる場所が必要になります。ミナミヌマエビでもいけなくはないのですが、金魚に食べられる可能性もあるので、ある程度大きさのあるヤマトヌマエビのほうがおすすめです。
④青コリドラス
コリドラスの中でもコリドラス・パレアタス、通称「青コリ」と呼ばれるコリドラスは低温に強いお魚です。
ヒーターの入れてない金魚水槽でも、室内であれば冬でも大丈夫でした。
屋外飼育の場合は難しいと思います。
ドジョウと同じように、低層部で金魚の餌のおこぼれをもらって、生きていけます。
コリドラス用の餌をあげたりしても、大体金魚に奪われてしまうので、金魚の餌を多めにあげて、おこぼれでうちは生きてます。
⑤タナゴ類
タナゴは日本の淡水魚です。そこまで、大きくならなくて、オスは婚姻色と言って、色味がほんのり出て、きれいなお魚です。
長物金魚とであれば、それほど金魚とケンカにならずに仲良く混泳できると思います。ただ、複数入れると、タナゴ同士の縄張りあらそいが起こる可能性が、少しあります。
⑥ハゼ類
ゴクラクハゼ、ヨシノボリ等
低層部に住んでいるハゼ類は、金魚とは相性がいいと思います。
注意点としては、やはり金魚に餌を取られがちになるので、少し多めに餌をあげてあげたほうがいいと思います。
それと、ハゼは巣作りで、底面にしいてある砂利を掘って、巣穴を作る場合があります。
ハゼ同士の縄張りがあるので、複数いれる場合は、ハゼが隠れられるスペースを、オブジェや水草などで作ってあげたほうがいいと思います。
(番外)ゼブラダニオ
うちのゼブラダニオが他の魚にあまりにちょっかいだすので、最初、丸物金魚水槽にうつしました。そしたら他の金魚にもちょっかいだすので、泳ぎの速い長物金魚水槽にうつしました。
ゼブラダニオはよく魚の実験などにも使われる丈夫な魚で、ある程度の低水温、高水温にも耐えられます。なので、ヒーターの入ってない金魚水槽でも平気で冬越しできました。
ただ、これは個体にもよると思います。
(NG)メダカ
メダカは何回か混泳試したんですけど、金魚がちょっかいだしてる感じです。ストレスがかかるのか、メダカが長く生きることはなかったです。体格も違うし、ちょっとオススメはできないです。水槽が大きくて、メダカが隠れるスペースがあれば、大丈夫なのかもしれません。